事業所の目的・沿革と出版物

弊所は個人出版業を営んでいます。
弊所は、都市空間経済学を調査研究しています。
特に、都市と小売業と人間科学(人間行動と根源的思考)に関する研究を行っています。
複雑系科学との関連を研究中です。

また、ビジネスとして、SOMACによる商圏解析を受託しています。
特に小売業チェーン、郊外型飲食店チェーン等の立地コンサルティングを行っております。
メッシュ国勢調査分析による地域分析・場所の特性分析等を受託しています。

上記についてはメールにてお問い合わせください。

『新しい小売空間経済学』について:

弊所は、長年の研究成果をまとめた、Google Playブックスの電子書籍、『新しい小売空間経済学』を2020年12月末に出版しました。
著者は長塚四史郎。40文字31行A4換算で257ページです。
この他にいくつかの出版計画があります。

本書の<目次>、第13章、第14章、第15章、第16章、並びにそれらの解説記事は、
このページの上にあるナビゲーションの<『新しい小売空間経済学』公開pdfファイル>をクリックすると、ご覧いただけます。

 

本書の購入方法:

本書は、GooglePlayでまたはGoogleブックスで購入できます。
Googleブックスの検索窓で「空間経済」と入力すると類書とともに表示されます。
購入した本は検索窓の下のマイライブラリに格納され、ここを開くといつでも読むことができます。

本書の定価は2800円(税別)です。


 


会社沿革

1999年  有限会社DMR設立
 
2003年  商圏解析サービス受託開始
2006年  3月、プログラマー中川克也氏と商圏解析ソフトの著作権・所有権の譲渡契約締結
中川氏の紹介でプログラマー石川憲一氏にVB6で構成されている地図表示部の改良、拡張を月額定額で依頼開始。同年末、中川克也氏ご逝去。
2007年  株式会社DMRIに変更。同年広瀬充孝氏から顧客データベースがあればモデルの実証検証を行えるか打診あり。石川氏にとりあえず VB6で地図上で分析したい旨伝える。
 
2008年  暫定結果で色分け丁目顧客率がコンターラインに沿って展開していることをみて、これはハフではなく選択理論だ、と確信、ようやくスタートラインについたと思った。
 
2010年 リーマンショックのあおりで仕事がなくなり、資金が切れたので、まだやることはあったが石川氏との契約を打ち切る。
 
2012年 拙いながらも7月『GISロジット商圏モデルと立地論・業態論・商圏論』(開文社出版)を出版。
2013年  株式会社DMRIを解散清算終了。個人事業所空間経済研究所設立。
2018年 夏に国土地理院が任意にズームイン・アウトできるフリーソフト「地理院地図」を提供していることを知り、精密に解析しなお  して拙著の発展版を書くことを決意。同年、藤田昌久/ジャック・F・ティス著『集積の経済学』(邦訳)を読んで長期の流れをつかんだので、アカデミックでかつ実証的な消費空間経済理論を目指すことにした。
 
2020年 夏ころ、石川憲一氏ご逝去。10月に事業所名をオフィスSEROに変更、出版社であることを前面に出すことにした。Googleで出版するには必須。 
12月末、電子書籍『新しい小売空間経済学』をGoogleブックスにおいて出版社オフィスSERO の名で出版。
2021年 2月から拙著紹介のためにTwitterを開始。夏ころからアメリカのエッジシティ論、ロサンゼルス都市経済論、をTwitterで検討、11月よりクルーグマン著『自己組織化の経済学』をこれもTwitterで批判的に検討、この中で、自分のモデルがクルーグマンとは違った意味で自己組織化の文脈のなかで語れることに気づいた。また、Twitterという方法が、討論と同じ性格を帯び、思考を深める効果があることに目覚めた。
 
2022年 Twitterの年初はソフトウェアとしてのSOMACの概要をツイート、4月より複雑系科学と自己組織化に関するツイートを開始。冒頭で自分のモデル名をSOMAC (Self Organizing Market Area of Centers)と改名したことを宣言。クルーグマン批判以降ツイッターは説明ではなく、自分の思考を深めるための道具に使っている。数千名の読者がおられるということは、非常な緊張のもとで考えるので、思考は自ずと深まるのである。